スタッフ §
- 公開: 1989年公開 (本国では1986年)
- 製作総指揮:リー・ガンサー、マーガレット・ロッシ
- 監督:ネルソン・シン(申奈舜)
- スーパーバイジング・プロデューサー:ジョー・バカル
- プロデューサー:ジョー・バカル、トム・グリフィン
- 作画監督:角田紘一
- 日本側総指揮:森下孝三
- 製作担当:中村悟、五十嵐卓哉、目黒宏
- 脚本:ロン・フリードマン
- 音楽:ヴィンス・ディコーラ
- 絵コンテ:ピーター・チョン、他
- 特殊効果:佐藤昭司
- 背景:海老沢一男、佐貫利勝
- 撮影監督:福井政利
- 撮影:片山幸男
- 作画監督補:兵頭敬・大倉雅彦・林和男・越智一裕・榎本明広・うさみとしかず
- 原画:佐々門信芳・ふじたかしげみつ・ふくだこういち・湖山禎崇・兼森義則・稲野義信・白南烈・辻清光・筱雅律・森利夫・長崎重信・うわいやすよし・的場茂夫・山口聡・三井洋一・むらかみしげる・三木佳人・加々美高浩
- 音声監督:ウォーリー・バー
- アニメーション制作:東映動画
- 製作:マーベル・プロダクション、サンボウ・プロダクション、ハズブロ
- 日本語版演出:田島荘三
- 翻訳:平田勝茂
- 監修:金田益美
- 主題歌:ライオン『The Transformers』
- 作詞、作曲:フォード・カインダー、アン・ブライアント、カル・スワン、ダグ・アルドリッチ
- 挿入歌:スタン・ブッシュ『デアー』『ザ・タッチ』、"ウィアード・アル"ヤンコヴィック『デアー・トゥー・ビー・ストューピド』
WikiPediaより
概要 §
コンボイからロディマスにマトリスクが継承され、敗北したメガトロンと取り巻きは、ガルバトロンとエスコートとしてユニクロンに復活させられます。サイバトロンはユニクロンを倒します。
感想 §
トランスフォーマー本編と、トランスフォーマー2010の間にあるエピソードですが、日本では公開されず、本編と2010のギャップにみな苦しんだものです。何しろ、コンボイはおらずロディマス、メガトロンもおらずガルバトロン。まるで登場人物が違います。しかも、なぜかセイバートロン星をまわっている巨大なユニクロンの首。すべては、この映画が日本では公開されなかった(遅れて限定的に公開された)ことによるものです。
そういうことなので、実質的に日本製のアニメでありながら、日本での知名度はほとんど無し。限定的に発売されたLDも、本当にショップの隅の方に並んでいただけ。その隅の方に並んだLDを発見して買い込んで見たのですから、おいらも業が深いな。いや、2010はけっこう好きだったので、謎が解けるなら喜んで買ったでしょうが、店頭にずらりとディスプレイされる売れ筋商品よりもそっちに目が行くのが凄いところですね。いかにオタク界の主流から外れているかが分かるところですが、その孤独感が好き。
しかし、いちばんコンボイの後任になりそうなウルトラマグナスよりも、いちばんリーダーになりそうにないホットロディマスが、ロディマスコンボイになって後継者になったのは面白いことです。そこが2010のリーダーらしくないリーダー、ロディマスの原点というわけですね。
ちなみに、アメリカ人が考えて日本人がアニメを作るのは、たとえばヒーローマンなどでもあるパターンであり、その元祖のようなものですね。